アスペルガーが共感する、定型発達にはオススメしない漫画・コミック

2017/02/11 表現の加筆修正。
2017/02/09 誤字脱字、間違い、表現の修正、加筆。


自閉症スペクトラム(ASD)のうち、アスペルガー症候群(AS)の特性が濃い筆者がシンパシーを感じた漫画を選んだ。
そのため、定型発達(発達障害ではない人)には伝わりにくい部分もあるかもしれない。

加えて筆者の特性として、聴覚優位(聴覚言語優位型)の線優位性タイプなので、視覚優位(視覚映像優位型)の色優位性傾向の強い人のことはよくわからない。
これらタイプの違いについては、エントリーの最後の方で簡単に解説した。

作者や登場人物、キャラクターを「発達障害に違いない、ASDだ、ASだ」、と決めつけたいわけではない。
発達障害やASならではの「それわかる、あるある!」という共感が多く含まれる作品、と言えるかもしれない。

一昔前の作品を中心に選んだ。
今回紹介する作品は、まだ「発達障害」という言葉が知れ渡ってなかった頃の時代。そうしたものが変な人、特殊な性格ということで片付けられていた時代のものが多い。


ネタバレがないように可能な限り配慮した。
13000文字強あるエントリーなので、お暇な時にどうぞ。


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ジャンル : 本・雑誌

ヒト型ロボット|ヤプーにまつわるエトセトラ|他

●【Win】 Adobe Flash Player、日本時間で4/8にアップデートを配信予定 : ニッチなPCゲーマーの環境構築

致命的な脆弱性(CVE-2016-1019)が発見されたそうで、日本時間で4/8にアップデートを配信予定とのこと。


また「致命的な脆弱性」かー。しょっちゅう見つかるもんな。
忘れた頃にFlashが必要なコンテンツがあるから、やっぱりアップデートしておかないと安心できない。

4月8日に配信されるアップデートを適用するまでは、Flashコンテンツは触らないほうが無難そうだ。


■ヒト型ロボット

●「女優そっくりのロボット」は肖像権を侵すのか|WIRED.jp

●$50,000 robot that looks like Scarlett Johansson - YouTube

おお、これはすごい…。
作成者は専門家ではないようで、独学でがんばったとのこと。作成期間は数ヶ月、費用は5万ドル以上だそうだ。

ここまでのものが自宅で作れるようになってるんだ。
応用すると、動物型のロボペットや、妖怪、妖精、モンスターなどのオカルト系ペットなんかも作れるんだろうな。

【閲覧注意:ネイキッド動画】
●Ricky Ma Creation Mark 1 - YouTube
上記ロボットの別の動画。駆動部分の動きを見せるためか、衣装のない状態。肌色多めなのでリンクだけ。
見てみると、ひどい怪我人や手術痕のある他人の体を見たような気持ちになった。つまりこれは、自分の感覚がこれをロボットとしてではなく、人間の体だと錯覚したということだろうか。


●研究結果:人はロボットのお尻を触ることに違和感を覚える | TechCrunch Japan

これはロボットが人間をナンパして気まずくさせているのではない。ただこれはインターフェースをデザインする際、心に留めておくべき種類のことだ ― この場合、ロボットそのものやその動作と姿勢に関しつ。


ひとつ前の話題とも関連がある気がする。
いくら人間とロボットは別物と頭で理解しても、ウェイターロボットが口から赤ワインを吐き出したら躊躇してしまうだろう。

ロボットにとってはただのパーツに過ぎなくても、人間側はそうは捉えない。人間にとってセクシュアルな部分は、ロボットの同じ部分にも近い感覚を覚えてしまう。
人間側としてはそれで困ることはないだろう。だけどロボット側にとっては、それによって機能へ制限ができるかもしれない。いや、機能制限ができて困るのは使用者である人間側か。ということは逆なのか?


■ヤプーにまつわるエトセトラ

ひとつ上のニュースを見て思い出したのが「家畜人ヤプー」。

この「完結編」には、両性具有の給仕アンドロイド「バッコちゃん」が出てくる。星新一の「ボッコちゃん」のパロディだ。そのアンドロイドがあろうことか、口や股間から飲食物を出すという仕組み。
倒錯的な内容なので、それが客ににとっては“ありがたい”こととして書かれている。 人間の部位とロボットの同じ部分の錯覚をポジティブに利用した例とでもいえるだろうか。


上記では引用元として「完結編」を貼ったが、この作品は物語としてはオススメできない。無印に比べ、おもしろくないのだ。読み通すのがツラいレベルで作品のクオリティが著しく落ちている。

著者の沼正三は覆面作家だった。沼をめぐる考察はそれだけで本が書けるほどなので、他に譲る。事実として、沼正三は複数いた。そして、完結編を書いた沼正三はつまらないということだ。
「完結編」を書いたのは天野哲夫とされている。これは、天野本人が後年に告白した。



最初の沼正三が書いたヤプーはこっち。これはおもしろい。三島由紀夫を始めとする著名人が評価したのもうなずける。日本人が奴隷以下の扱いを受けるイース世界は、ある意味では成熟し、脅かされることのない秩序が完成されている。
ただし、内容は非常に倒錯的で、現代人の感覚では肉体の欠如や人種差別、人間の、特に日本人の尊厳を踏みにじるような内容を伴う。イース人の感覚では日本人 (=ヤプー) は人間ではなく動く家具なので、加工も酷使も破棄も何の感情もなく行われる。
どちらにせよ、人を選ぶ作品であることは違いない。

「完結編」と読み比べてみれば、別人の手によるものであろうことはすぐにわかる。白人女性への執着心から、抑圧された欲求を自らが所属する民族への徹底した蹂躙の域にまで貶めるしかなかった初代沼正三。それに比べて「完結編」は、モチーフは同じでも、表面的な変態性にばかり注目され、ダジャレとこじつけとパロディの繰り返しで進んでいく。白人崇拝やヤプーへの理解も初代とは相違があるようだ。「完結編」は、ファンの作った同人誌のようなものだった。

天野が沼正三名義で書いたとされるヤプーの後編は、それを知らずに読了した読者からも評判が芳しくない。よく見るものは、「前半はおもしろかったが後半は冗長、引き伸ばしが目立って退屈、オバタリアンなどの流行り言葉のダジャレにうんざりする」というものだ。これらはどれも、前編には見られなかった作風なのだ。

自分が沼であると告白したのち、天野は天野哲夫名義で書いた著書も沼正三名義に改めて復刊している。天野の著書の中には、天野の半生について記されているものもある。それを沼名義に改めるということは、沼イコール天野ただ一人、という宣言とも取れる。

筆者は、正否を判断する立場にない。当時の事情や人間関係もよく知らないし、関係者の資料を広くあたった訳でもない。当事者にしかわからないこともあっただろう。ただ一個人の感想として、フェアではないなと感じるのみである。

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【大人の読む漫画注意】シマウマとBLACK BRAINの類似点について

痛かったり倒錯的だったり裸が出る作風の漫画なので、苦手な方は描写に注意。
内容的にネタバレありきのエントリーになるので、未読の方は読まないほうがいいかも。


■小幡文生の「シマウマ」に見つけた気になるエピソード

刺々しい表紙が目に刺さってきたので、気になって読んでみた。
小幡文生の「シマウマ外伝 廃品回収」という作品。内容は復讐モノで、「闇金ウシジマくん」に大人の要素を加えてキツい描写をより直接的にした感じ。


なかなかおもしろかったので、その後本編のシリーズも読んでみた。
読み進むうちに気になる話があった。小幡文生の「シマウマ 5巻:CHAPTER-8 ノゾクモノ」から6巻の中ほどまで続く一連の話。


これとそっくりな話を知っている。サガノヘルマーの「BLACK BRAIN (ブラックブレイン) 2巻:第17波 フクコのフクは幸福の福」から「26波 バイバイブス」までの一連のエピソードだ。


上記のストーリーはこの巻一冊に収まっている。


■シマウマとブラックブレインの類似点

以下、箇条書きで類似していると思った点を記す。冒頭でも述べたが、以下はネタバレあり。

  • エピソードの中心キャラが太ってブサイクな女性
  • 彼女は学校の男から弄ばれていた
  • そのブサイクがミステリアスな美女と出会い、彼女に導かれて整形することに
  • ブサイクと美女が一緒にベッドへ
  • ↑の前にブサイクが恥ずかしそうに体を手で隠すポーズがほぼ同じ (左右の手が入れ替わっているだけ)
  • 整形手術の結果、面影がなくなりナンパされるほどキレイになる
  • ブサイクに近づいた美女には彼女を利用しようとする思惑があった
  • ブサイクが美女の仕事を手伝うようになる
  • ブサイクが自分を弄んだ男に復讐を決意
  • ブサイクが弄ばれた男に接近
  • ブサイクが男を弄ぶ (シマウマではその男、ブラックブレインでは別の男)
  • ブサイクを弄んでいた男はひどい目に遭わされる
  • キレイになったブサイクが調子に乗り始める
  • ブサイクが複数の男を手下のように扱う
  • ブサイクが裏切る
  • ブサイクの整形が崩れてバケモノのような容姿になる

以上の点が「シマウマ」と「BLACK BRAIN」どちらにも出てくる共通の場面。

「BLACK BRAIN 2巻」の初出は講談社ヤングマガジン1994年第38号、第40号~第52号の掲載作品。コミックスは1995年1月9日初版発行。
「シマウマ 5巻」のほうは少年画報社ヤングキング2012年第9号~第17号、の掲載作品。コミックスは2012年9月10日初版発行。「シマウマ 6巻」は同誌2012年第18号~第24号掲載作品。コミックスは2013年1月7日初版発行。

こんな倒錯的な内容がなぜか一致することってあるんだ!
奇跡のような符号っぷりだ。やっぱり過激な描写を好む作家の先生達は考え方が似てくるのかな。…パクリ?まさかまさか。たまたまに決まってるだろう。

サガノヘルマー先生も小幡文生先生も大好きです。これからもおもしろい作品を読ませてください!


■「シマウマ」の禁じ手

もうひとつケチつけるなら、「シマウマ」は禁じ手を使ってしまった。
ネタバレしますと宣言してるけど、以下はストーリーの肝心な部分を。

6巻の中で、キイヌが死んだと見せかけてそれはキイヌそっくりに整形したキイヌの手下、というネタを出したこと。
これはやっちゃダメだったんじゃないか。今後誰が死んでもどんな危ない目に遭っても、「どうせ手下だろ」になってしまう。

「シマウマ」はそれをやってしまった。今後はどんなストーリーになっても緊張感を感じることはないだろう。


■祝!「シマウマ」映画化決定

●小幡文生「シマウマ」映画化!竜星涼、須賀健太、日南響子、加藤雅也ら出演 - コミックナタリー
小幡文生先生のシマウマは、橋本一監督のもとR15+指定で実写映画化が決まったそうだ。5月21日から全国公開予定となっている。
クールに見えて実はすごく裏がある役には日南響子。自分の体とお薬を武器にするキイヌという役柄。漫画ではトイレで襲われたり複数の男を取っ替え引っ替え絡むシーンとかあったのだが、大丈夫なんだろうか。

日南響子は映画「桜姫」で濡れ場を演じているのだが、それはギャグみたいなシーンだった。ギャグ漫画でふざけてやる「あは~ん、うっふ~ん(はぁと」を実写化したようなやつ。ビジュアルがいいだけに演技が追いついていないのが残念。幸の薄そうな彼女のルックスは悲劇的な物語で活きるだろうに。

実写化ということで、どれだけリアリティを感じさせてくれるものになるのか。是非ともしっかり再現して欲しい。過激な描写だけを売り物にしたがっかりな内容にはならないようにお願いしたい。



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兼業農家ツベル

Author:兼業農家ツベル
PC(パソコン)ときどきゲーム。ニュースも少々。

平成28年熊本地震に被災しました。今は元気です。

最近自分がアスペルガー症候群(AS)の特性が強いことがわかりました。

更新通知用:@tbrcln

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