『進撃の巨人』とファスビンダー監督映画に見られる人名について

(敬称略)

本エントリーは何らかの確証があって書かれたものではありません。筆者の想像と思いつきに過ぎません。
可能な限り配慮したつもりですが、諫山創の漫画『進撃の巨人』と、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の映画のネタバレがあるかもしれません。


諫山創『進撃の巨人』は、様々なところにドイツのエッセンスが散りばめられている。
登場人物のほとんどはドイツ人名(英語読み含む)だし、服装や生活様式からもそれを感じる。

先日、ファスビンダー監督の西ドイツ映画『マリア・ブラウンの結婚』を数年振りに観返した。すると、見覚えのある名前がちらついた。
それから改めてファスビンダーの作品を調べてみると、出てくる出てくる。『進撃の巨人』で見る名前が多かったので、おもしろくなって漁ってしまった。メモとしてまとめておく。

視聴した作品については簡単なレビューを付記する。
未見作品については自分用メモと心の積ん読、積み映画としてリンクを残す。

ドイツの人名に馴染みがないので、名前の符合にどの程度の一般性があるのかは不明。
ドイツ映画についても特に詳しい訳ではないので、目についたものを羅列する。

ウムラウトやエスツェットは英語圏でのアルファベット表記を用いた。


■ライナー・ブラウン

第104期訓練兵団卒業生。調査兵団団員。周りを引っ張るリーダーシップと行動力をあわせ持つ人物。中盤からは物語に深く関わる重要人物として様々な秘密を抱えている。


【 ファスビンダーとの関わり 】
ファスビンダー監督のファーストネームは「ライナー」。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(Rainer Werner Fassbinder)。
また、代表作と名高い映画のタイトルは『マリア・ブラウンの結婚』。映画の中のブラウンも、大っぴらにできないものを胸に抱えている。



第二次世界大戦中のドイツ、ベルリン。マリアの夫ヘルマンは、結婚直後に戦場へ駆り出される。残された家族は年老いて言動がおぼつかない叔父、母、マリアと同じく夫が駆り出された友人のベティ。闇で交換できる宝石も底をついてくる。そんななかで、マリアはある決心をする。
混乱のさなかにも男達を振り回しながらしたたかに生きる女性を描いた作品。時折挿入される映画的演出が秀逸な効果を挙げている。


■ベルトルト・フーバー

何でもそつなくこなせる平均的に高い能力を持つが、消極的な性格のため目立たない。ライナーと同郷であり、行動をともにする。


【 ファスビンダーとの関わり 】
ドイツの劇作家「ベルトルト・ブレヒト(Bertolt Brecht)」は戯曲『バール』を著した。「Bertolt」は筆名で、出生名は「Bertold」。共産主義者で反戦思想だった。作風としては、感情移入を排し、客観的・批判的な見方を客に促す「叙事的演劇」を提唱したとされる。
『バール』はフォルカー・シュレンドルフ監督の手で映画として制作され、主演の無頼詩人役には俳優としてライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが起用されている。

完成した映画は非常に反社会的かつ暴力的な内容であったらしく(未鑑賞、あらすじのみ既知)、権利保有者であるブレヒトの妻から反対され、テレビや映画館での放映が一切禁じられた。
後年、権利を受け継いだブレヒトの娘がデジタル化に同意し、2014年には「ベルリン国際映画祭」、同年日本でも「ドイツ映画特集2014」にて上映された。





■エルヴィン・スミス

調査兵団13代団長。合理的な考えの持ち主で、自分の命すらいとわない。時に狂気とも思えるほどの冷徹さを見せる。


【 ファスビンダーとの関わり 】
ファスビンダー監督作品『13回の新月のある年に』の主人公の名前が「エルヴィン」。性転換してエルヴィラと名乗って娼婦をしている。


原題:In a Year with 13 Moons / In einem Jahr mit 13 Monden


●In einem Jahr mit 13 Monden (1978) - YouTube
8分弱のトレイラー。

同作は、後述する愛人のアルミン・マイアーの死後に作られた。ファスビンダーは今作においてほとんどすべての現場作業を自らの手で行ったという。


■アルミン・アルレルト

第104期訓練兵団卒業生。調査兵団団員。エレン、ミカサの幼馴染み。「壁」に囲まれた世界で暮らし、壁の向こう側の世界を夢見る。戦闘技術や肉体的な能力は劣るが、覚悟の強さと困難を打開する作戦立案の才がある。


【 ファスビンダーとの関わり 】
前述の『13回の新月のある年に』の主人公「エルヴィン/エルヴィラ」のモデルとされるのが、実在の男優「アルミン・マイアー」。
アルミンはゲイ・コミュニティーでファスビンダーと知り合い、愛人として数年間連れ添った。彼らの仲はそれなりに波乱を含んだものだったようで、二人の関係はアルミンの睡眠薬の過剰摂取による自殺で幕を閉じることとなった。


■エレン・イェーガー

『進撃の巨人』の主人公の少年。第104期訓練兵団卒業生。調査兵団団員。アルミンの影響から壁の向こう側の世界を夢見る。近しい人達を巨人に殺され、巨人を「駆逐」することを誓う。「人類の希望」とまで言われるほどの特殊な力を秘める。


【 ファスビンダーとの関わり 】
「イェーガー」と名のつく著名人は幾人かいる。若干こじつけとなるが、ここではサム・シェパード(Sam Shepard)演じる実在の人物「チャック・イェーガー(Charles Elwood "Chuck" Yeager)」を挙げる。
イェーガーは、「人類初の音速の“壁を超えた”伝説のテスト・パイロット」として『ライトスタッフ』という映画にもなっている。「イエガー」表記も使われる。


●サム・シェパードが死去。ライター、カウボーイ、真の意味での愛国主義者(猿渡由紀) - 個人 - Yahoo!ニュース
2017年8月1日、サム・シェパード氏は永眠されました。ご冥福をお祈りします。




で、ここからさらにこじつけ。
「チャック・イェーガー」を演じたサム・シェパードは、ドイツの映画監督「ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)」の作品には脚本家としても参加している。


原題:Paris,Texas
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:サム・シェパード


原題:Don't come knocking
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本・主演:サム・シェパード(ハワード・スペンス役)


ヴェンダースはファスビンダーと同い年の1945年生まれ、同じドイツ出身の映画監督同士なので、スタッフが被っていたり(撮影:ユルゲン・ユルゲス(Jurgen Jurges)など)同じところで名前が挙がることがある。
前述の『マリア・ブラウンの結婚』のマリア役を始め、ファスビンダー作品を代表する女優であるハンナ・シグラ(Hanna Schygulla)もヴェンダース作品に起用されたことがある。


監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:ハンナ・シグラ(テレーゼ役)


この世代のドイツ映画作家を「ニュー・ジャーマン・シネマ」と呼び、低予算ながら芸術的かつ実験色の強い作風が特徴。ヴェンダースとファスビンダーもこの一派とされている。



「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)」は日本でもヒットしたヴィム・ヴェンダース監督のドキュメンタリー映画。
知る人ぞ知る老ミュージシャン達に焦点を当て、キューバの街並みとともにじっくりと足跡をたどる。それぞれに親や兄弟、友人のいる故郷があり、愛する人と過ごした時間がある。暮らした街がある。彼らの人生を彩ったキューバ音楽が「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のもとでひとつになる。

忘れられかけていたキューバ音楽の芳醇さをふんだんに織り込んだこの作品は、映画というより記録映像に近い。
この映画の元となったアルバムはグラミー賞を受賞した。





■アッカーマン

【 進撃の巨人 】
同作品には主要人物として3人の「アッカーマン」がいる。アッカーマン家は東洋の少数民族とされている。

●ミカサ・アッカーマン
第104期訓練兵団卒業生。調査兵団団員。ある事件で両親を亡くし、主人公のエレンの家で共に育つ。非常に高い肉体能力があるが、エレンのことになると盲目的となる傾向がある。

●リヴァイ・アッカーマン
調査兵団兵士長。「リヴァイ兵長」と呼ばれる。人類最強の兵士と名高い調査兵団の最高戦力。潔癖症。
地下街のスラム育ちで吊り目の口の悪いチビという厨二病殺し。

●ケニー・アッカーマン
中央第一憲兵団対人制圧部隊隊長。妹にクシェルがいる。クシェルは娼婦であり、客との間にリヴァイを生んで数年後に病死した。
ケニーは幼児であったリヴァイを連れ帰り、一通りの生活手段を教え込んだ。


【 ファスビンダーとの関わり 】
シャンタル・アケルマン(Chantal Akerman)はベルギーの映画監督・女優。古い日本の映画雑誌では「アッカーマン」とも表記される。ファスビンダーの5歳上と同世代のため、同時期に活躍した監督として共に名前が挙がることがある。
アッカーマンのスペルは、たとえばドイツの数学者ヴィルヘルム・アッカーマンだと「Wilhelm Ackermann」という綴りもある。

アケルマンはレズビアンであったとも言われ、自身が女優も務める『私、あなた、彼、彼女(Je, tu, il, elle)』はクィア映画(LGBT要素を含む映画)として近年改めて評価が見直されている。
残念ながらほとんどのアケルマン作品は入手困難。


【 リヴァイについて 】
以下は「リヴァイ」の由来。作者の諫山創のブログより引用。

●現在進行中の黒歴史 : 週マガ読みきりの話

リヴァイのイメージは、「映画」の「ウォッチメン」の「ロールシャッハ」です、 ※原作ではなく、ただひたすらカッコいい「映画」のロールシャッハ


●現在進行中の黒歴史 : おすすめ作業用BGM

ちなみにリヴァイ兵士長の名前の由来は、こちらの番組で一番目に紹介された 「ジーザス・キャンプ」より、立派なキリスト教福音派の牧師を目指す リヴァイ少年からとりました、いい名前だと思ったので


リヴァイの由来は上記のとおり作者ブログにて明らかになっているのだけど、以下はあえてこじつけしてみようと思う。


リヴァイのスペルはいくつかあり、人名では「Levi / Leevi(主にファーストネーム、ミドルネーム)」「Levy(ファミリーネームに多い)」が使われる。
読みはリヴァイの他に「レヴィ / レビ / リーヴァイ / リーヴィ」などがある。

イスラエルの祭祀階級のレヴィ氏族が大元と見られ、ヘブライ語由来の名前。姓にある場合はレヴィ族の家系とつながりがあるとされる。

地名にも使われており、この場合は上記の他に「Levis」などがある。
ちなみにジーンズ / デニム製品で有名なメーカーは「Levi's」。日本人に馴染みのない発音のためか、読みも「リーバイス」とされている。

英単語の「levy」は「徴兵 / 徴収 / 取り立てる / 召集する / …を始める」という意味。


ようやく前置きが終わった。ここからこじつける。

アメリカのユダヤ系映画監督リサ・チョロデンコ(Lisa Cholodenko)は、ファスビンダーからの影響を公言しているそうだ。彼女の処女長編映画『ハイ・アート(High Art)』には、ファスビンダー作品で女優を務めたと自称するグレタ(Greta:パトリシア・クラークソン(Patricia Clarkson))が出てくる。
チョロデンコの作風はLGBT、特にレズビアンの生き方が描かれており、クィア映画作家として評価されている。

チョロデンコ映画のスタッフには、製作としてジェフリー・レヴィ=ヒント(Jeffrey Levy-Hinte)がたびたび名を連ねている。別名として「Jeffrey Kusama-Hinte」名義もある。ミドルネームは彼の妻のKristen Kusamaから取られたようだ。



上記は日本から直接手に入るチョロデンコの『ハイ・アート』のDVDなのだけど、日本語はなし。英語音声にフランス語、スペイン語字幕。
日本では『プライベート・フォト』のタイトルでビデオ化されたとの情報もあるが、見つけられず。



日本公開時のイメージフォト。チラシより。


■ジャン・キルシュタイン

第104期訓練兵団卒業生。調査兵団団員。現場においての瞬発的な判断力がある。現実主義のためか、理想論や創造性を要することは苦手としている。


【 ファスビンダーとの関わり 】
この項はだいぶこじつけになる。
フォルカー・シュレンドルフ(Volker Schloendorff)監督映画の『とどめの一発』では、「リュディガー・キルシュタイン(Ruediger Kirschstein)」という俳優が出演している。
ファスビンダーとの関わりは前述の『バール』の他、シュレンドルフの1971年監督作品『突然裕福になったコンバッハの人々(Der ploetzliche Reichtum der armen Leute von Kombach)』にて、ドイツの女優・脚本家・映画監督のマルガレーテ・フォン・トロッタ(Margarethe von Trotta)とともにファスビンダーが出演している。

『突然裕福になったコンバッハの人々』は『突然裕福になったコンバッハの貧しい人々』との表記もある。
これらの作品は入手困難。


ファーストネームの「ジャン」は何人か該当する。
ファスビンダーが影響を受けたとされる「ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)」、ファスビンダー監督作品『ケレル(Querelle)』の原作を書いた「ジャン・ジュネ(Jean Genet)」などが挙げられる。

ファスビンダーがゴダール作品から影響を受けていた、というのは様々なインタビューから明らかなのだけど、直接的にどの作品から…というのが不明瞭なので紹介は省略。



原題:Querelle de Brest
窃盗や殺人、男色などの反社会的な行為を繰り返す双子を描く作品。何度も施設や刑務所に投獄されたジュネの経験が織り込まれているのだろうか。
ジュネの生きた時代では、男色は侮蔑と軽蔑の対象だった。



●Amazon | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーDVD-BOX 2 (ケレル/13回の新月のある年に/ベロニカ・フォスのあこがれ) | 映画
『ケレル』単独でのDVD化はなし。上記DVDコレクションにて初DVD化されている。映画版は『ファスビンダーのケレル』と表記されることもある。


■マルコ・ボット

第104期訓練兵団卒業生。調査兵団団員。控えめで真面目な性格。内に秘めた聡明さを持っていたが、謎の死を遂げる。


【 ファスビンダーとの関わり 】
この項もだいぶこじつけ。
イタリア出身ののマルコ・フェレーリ(Marco Ferreri)監督作品『ピエラ 愛の遍歴 (Storia di Piera)』に、ファスビンダー作品を代表する女優のハンナ・シグラ(Hanna Schygulla:エウジェニア役(Eugenia))が出演している。





■コニー・スプリンガー

第104期訓練兵団卒業生。調査兵団団員。小柄ですばしっこい直情型。頭の回転が鈍く、冗談などがわからない。作戦を誤認するという欠点もある。


【 ファスビンダーとの関わり 】
ファスビンダーでコニーと言えば、コニー・フランシスだ。
前述の『13回の新月のある年に(In a Year with 13 Moons / In einem Jahr mit 13 Monden) (1978年)』の中で、コニー・フランシス(Connie Francis)の『Schoener fremder Mann』が使われている。
邦題『夢のデイト』。英題『Someone Else's Boy』。


●Connie Francis - Schoener fremder Mann - YouTube
ドイツ語バージョン。


●夢のデイト(日本語)/コニー・フランシス - YouTube
こちらは日本語バージョン。


●Connie Francis - Someone Else's Boy - YouTube
英語バージョン。
どれも味わいがあるけど、イタリア系のコニーの巻き舌が堪能できるのは冒頭のドイツ語バージョンかな。


●コニー・フランシス - Wikipedia

夢のデイト(Someone Else's Boy)
日本独自のヒット曲。


日本版Wikipediaでは「独自のヒット曲」とあるけど、各国それぞれのバージョンが作られ、映画の挿入歌になり、様々な歌手からカバーが出ているのだけど、それでも執筆者の基準ではヒット曲とは見なされないのかな?厳しいなあ。


コニー・フランシスは、日本では『Vacation』、中尾ミエのカバーが有名な『可愛いベイビー(Pretty Little Baby)』などの曲でも知られている。


●Connie Francis - Vacation - YouTube


●Connie Francis : Pretty Little Baby - YouTube


「スプリンガー」については、映画業界では映画監督のシャリ・スプリンガー・バーマン(shari springer berman)などがいるけど、ファスビンダーとの関わりはなさそう。
むしろドイツのアクセル・シュプリンガー社(Axel Springer AG)の創業者、アクセル・ツェーザル・シュプリンガー(Axel Caesar Springer)のほうがまだ関係があると言えそうだ。

同社はドイツを中心にヨーロッパでトップクラスの購読数を誇るタブロイド紙『ビルト』の他、180以上の新聞、雑誌を発行しているドイツ最大手の出版社。
男女の垣根を超えて奔放な愛にあふれた暮らしをしていたファスビンダーは、きっと同社の記者から追いかけられたに違いない。


2017/08/05 追記

■サシャ・ブラウス

第104期訓練兵団卒業生。調査兵団団員。敬語で話し、食への執着心が強い。森で狩猟生活をしていたため勘と身のこなしが鋭い。


【 ファスビンダーとの関わり 】
ファスビンダー監督作品『聖なるパン助に注意(Warnung vor einer heiligen Nutte)』にて、ファスビンダー自身が「ザシャ(Sascha)」を演じている。
ドイツ、イタリア合作映画でイタリア語のタイトルは『Attenzione alla puttana santa』。

ドイツ語読みだと「ザシャ」になるようだけど、英語読みだと「サシャ」になるのかもしれない。

また、ドイツの劇場振付師にサシャ・ヴァルツ(Sasha Waltz)という女性がいる。日本語表記では「サシャ / サッシャ / サーシャ」などの表記が見られる。
ファスビンダーとの関連性はあまりなさそうだが読み方の参考として挙げる。


●「サシャ」について
サシャ・ブラウスの英語表記は「Sasha Blouse」。サシャ・ヴァルツと同じ綴りだ。ドイツ姓表記を用いた「Braus」という綴りも少ないながら見られる。
サシャ・ヴァルツのサシャのスペルは上記の「Sascha:ザシャ」と似ているが、読みは違うようだ。世界的な評価のある方なので、馴染みやすい英語読みを使っているということだろうか。

調べた限りでは、一般的にSから始まるドイツ人名は濁点をつけてザ行で読む。
例外はスまたはシュの読みで、「Stefanie / Stephanie:シュテファーニエ / シュテファニ」と読む。男性名だと「Stefan / Stephan:シュテファン」の他、「Sven:スヴェン」などがある。

フランスでは「Sacha:サシャ」は男性名のようで、女性にはあまり使われないようだ。
チェコでも男性名とされている。「Sasha:サシャ(本来はチェコ語アルファベットなので代用表記)」。

ロシアでは男性名「Aleksandr:アレクサンドル」、女性名「Aleksandra:アレクサンドラ」の愛称または省略形として男女名「Sasha:サーシャ」「Sanya:サーニャ」、男性名「Shura:シューラ」、おそらく女性用として「Lesya:レーシャ」がある。
いずれも本来はキリル文字なので代用表記している。


サシャ・ブラウスはウォール・ローゼ内のウォール・シーナにほど近いヤルケル区近くに位置する「北の森」に故郷の村があるという(『進撃の巨人』9巻第35話 獣の巨人、第36話 ただいま)。
これは、現実世界で国境間際の文化圏が混在しているのと近い状況なのだろうか。それで名前の読みが入り混じっているということだろうか?

いずれにしても、型にはまらないサシャ・ブラウスというキャラクターを表すネーミングと言えるかもしれない。



ファスビンダー自身と、彼を取り巻く特殊なコミューン「アンチテアター」を描いた作品。
ファスビンダー自身は別人「ザシャ(Sascha)」を演じていたり、ファスビンダーと目される配役は別の役者となっていたりと客観性と倒錯性を感じる配役となっている。


※途中だけどまだ続きそうなので一旦アップ。加筆修正予定。


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

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兼業農家ツベル

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最近自分がアスペルガー症候群(AS)の特性が強いことがわかりました。

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