【要注意!】LibreOfficeを使う前に本当に気を付けてほしいこと

結論から言うと、LibreOfficeをはじめとするフリーオフィスソフトを使う際には、必ず元のデータファイルのバックアップを取ってから使うようにするということ。
いくら互換性を謳われてはいても、どこにどんな不具合が出ないとも限らない。
これからフリーオフィスソフトを使ってみようと思う人は、絶対に元データのバックアップを取ることを忘れないでほしい。

以下はおれの危うく元データを損ないかけた経緯とかいろいろ。
長いので読まなくていいです。
記事は読まなくてもいいけど、以下リンク先は見ておくと役立ちます。
LibreOfficeのわかりやすい解説集。
LibreOffice アーカイブ - Jablog(ジャブログ) -JA福岡市公式ブログ-



無料で使えるフリーオフィスソフトと言えば、OpenOfficeを思い浮かべる人も多いと思う。
だが、今はOpenOfficeはApache OpenOffice.orgLibreOfficeに別れているのだった。

細かい違いはいろいろあるようだが、今使うとすればLibreOfficeのほうがいいらしい。
理由は、こっちのほうが頻繁にアップデートが行われ、機能の更新などがより進んでいるからだ。

今新しいPCの購入を考えているのだが、やはりできるだけ安くしたい。そうして削れるところを考えていて、LibreOfficeでMicrosoft Officeの代用ができるならそっちに乗り換えようかと思ったのだった。
それで、LibreOfficeを使ってみることにしたのだ。

あまり人とファイルをやり取りする必要もないため、自分が納得できさえすればいいという環境だ。ファイルをやり取りする必要のある人や、マクロをバリバリ多用している人は、マクロなどの互換性が怪しいのでやめておいたほうがいいかもしれない。

インストールする前に注意点。
OpenOffice.orgをインストールしている場合は、それをアンインストールしてからLibreOfficeをインストールしたほうがいいようだ。

インストールは、以下リンクより「Main installer」をダウンロードして、落とした「LibO_3.5.4_Win_x86_install_multi.msi(Ver.は2012/07/06現在のもの)」をクリックして行う。
ダウンロード ? LibreOffice : 自由なオープンソースのオフィススイート

インストールファイルの下にある「LibreOffice built-in help」は、オフラインでヘルプを見るためのもの。
ノートパソコンなどで、ネット環境のないところで使うならいっしょに落としておくと便利。ネットに常時接続されているのならいらない。常に機能が更新されるオープンなソフトなのだから、できればオンラインのヘルプを使いたい。

インストールウィザードは、迷うようなことはないだろう。
「次へ」をどんどんクリックすればいいだけだ。


早速使ってみたいところだが、ここで念のためもう一度。
必ず元のデータファイルのバックアップを取ってから使うようにすること。

おれの場合は、いきなりメインで使っているファイルを読み込ませてみた。
ほうほう、こんな感じなのねー、と思って閉じようとした。すると、ファイルの保存を促すウィンドウが開いた。


『このドキュメントには、現在選択されている"Microsoft Excel 2007/2010 XML"形式では保存することのできない書式や内容が含まれている可能性があります。
ドキュメントを正しく保存するために、デフォルトのODF形式を使用して下さい。
「Microsoft Excel 2007/2010 XML フォーマットを使用」
「ODF フォーマットを使用」』


ここでおれは、変な形式にされないようにと「Microsoft Excel 2007/2010 XML フォーマットを使用」を選んでしまったのだ。
「ODF フォーマットを使用」を選ぶのが正解だった。そうしておけば、元のファイルも保持されるし、そっちのほうがよかった。ODFで保存したものでもExcelで開けるので、こっちのほうがいい。絶対にいい。間違いなくいい。

LibreOfficeでExcelフォーマットで保存してしまったあとはどうなったかというと、なんとExcelで開けなくなった。

「'●●●●(ファイル名)'には読み取れない内容が含まれています。このブックの内容を回復しますか?ブックの発行元が信頼できる場合は、[はい]をクリックしてください。」
と出る。
まだ気楽に考えていたおれは、気軽に[はい]を選ぶ。

すると、今度はこんなウィンドウが。
「ブックは破損しているため、Microsoft Excelで開いたり、修復することができません。」

な、なんだってー!ふざけんなしマジで!!


さあ、懲りずにまた同じ失敗をして検索で飛んで来た未来のおれのために、データの救出方法を残しておこう。
  1. Ctrl+o、または左上のExcelメニューから「開く」を選ぶ
  2. さっきの壊れたファイルを選択…おっとまだ開かないで、選択するだけ
  3. 右下の「開く」の横に小さな▼があるから、そこから「開いて修復する」を選ぶ
  4. 「データの抽出」を選ぶ
  5. 次に出てきた「値に変換する」と「数式を回復する」はどっちでもいい。片方がダメならもう片方を試すだけ
これである程度はデータを救出できたはずだ。
あとは、もう一度LibreOfficeで開いてみて、残っているデータをコピーして埋め合わせる。
これでダメなものは諦めよう。現実は非情である。


ところで、賢いおれは、ここでBunBackupでバックアップを取っていることを思い出した!
ありがとう、BunBackup。
BunBackup - フリーのバックアップソフト

感謝したのもつかの間、バックアップしておいたファイルは一週間以上前のものだった。BunBackupは常駐させておらず、気が向いたときだけバックアップに使っていたのだ。
そこで、上で述べたようにLibreOfficeでファイルを開き、結局は埋め合わせ作業を行ったのだった。

全然賢くねーな、おれは!


気を取り直して、LibreOfficeをいじってみた雑感を。
ちなみに、メインで使ったのはCalc、つまりExcelに相当するものだ。Excel形式のファイルをLibreOfficeで開くと、勝手にCalcが起動してくれる。

インターフェースは、Excelのものより好みだなあ。なんたって、ツールバーついてるもの。
いちいち検索しないとショートカットのわからないExcelより、Alt+キーボードでさくさく操作できるツールバーのほうが絶対に使いやすい。

動作はExcelに比べると少し重いなあ。
ファイルを開いたり保存したりがいちいち突っかかる。

参考にウチの環境は
Windows Vista Home Premium
Intel Core2CPU 4300@1.80GHz 2.40GHz
メモリ:2GB

ちょっと保存するだけでも3-5秒かかるぞ。Excelなら一瞬なのにな。
でもタダだし!

他の動作も、例えばページを送る場合などにも一瞬突っかかる感じがある。ここは慣れれば気にならないかもしれない。
なんたってフリーソフトだし!

Excelのシートでは、図形をふきだしの代わりにしてメモを書いていたのだが、これがLibreOfficeでは見事にぶっ壊れた。
中のテキストは残っていたので、そちらを新しくLibreOfficeで作成した図形の中に移し替えた。
逆に、LibreOfficeで作成した図形は、Excelできちんと表示されたのだよな。もっとがんばれーLibreOffice。
このくらいなんてことないよね、無料だし!

どうも、ExcelとはAltとCtrlの操作が入れ替わっている印象を受ける。
例えば、Excelではセルの入力中にAlt+Enterで改行できるが、LibreOfficeではCtrl+Enterで改行となる。

関数は、普段使っているものはすべて動いているようだ。
試用の段階では関数関連の不具合は見つかっていないが、何か見つからないとも限らない。しばらく使ってみるつもりなので、何かあったらブログに書く。


――拡張機能について――
●コメント一括でオンオフできるツール

LibreOfficeのCalcでは、コメントの表示を一括でオンオフできない。それどころか、Microsoft Officeでコメントを作ったシートはすべて表示されている状態だ。
これをひとつひとつ表示をオフにしていくほど暇ではないので、以下拡張機能を使う。使い方はリンク先参照。
OpenOffice.org Calc コメントツール (Annotation Tools) Edit


●離れた選択範囲に同じ値を入力するツール

隣り合わせたセルならば、オートフィルを使うと簡単だ(詳細後述)。
だが、離れた場所のセルをCtrl+クリックで複数選択して同じ値を入力したいときもある。
Excelなら、値を入力して(文字なら入力を確定したあと)Ctrl+Enterでいける。
LibreOfficeの場合は、デフォルトの状態だと隣り合わせたセルでしかできない。Shift+アローキー(矢印)か、Shift+ドラッグで範囲選択してAlt+Enter。離れたセルでも同じようにしたければ、以下で紹介されている拡張機能を使う。
トルテューのメモ帳 LibreOffice や OpenOffice で 選択範囲に 一気に 同じ値を入力する方法

この拡張は、時々エラーが出ることがあった。
エラーが出た場合は、「ツール→拡張機能マネージャー」からコメントツールを「無効にする」。その後、LibreOfficeを再起動する(タスクバーにアイコンが出ている場合は、それを右クリックして「クイック起動の終了」させて再起動)。
それからまた「ツール→拡張機能マネージャー」からコメントツールを「有効」にして、また上と同じように再起動する。そしたら使えるようになった。

――オートフィルについて――
オートフィルというのは、ExcelやLibreOfficeの選択しているセルの右下にマウスカーソルを合わせると、黒字の「+」が出てくる。その状態でマウスの左クリックでドラッグして下に引っ張ると、入力してある値を元にデータが続けて記入されるという便利機能のことだ。

これは、文字ならコピーになるが、数字なら連続データになる。
数字の「100」をオートフィルすると、その下には「101」、その次は「102」という具合。
同じ数字を連続で入れたいこともあるので、そんなときは「Ctrl+ドラッグ」するといい。または、オートフィル直後にポップアップするメニューから選択すればいい。

LibreOfficeのCalcでも、この機能が使える。
ただし、オートフィル後のポップアップメニューは出ないので、それを使っていた人は戸惑うだろう。


余談になるが、Evernoteにこれらの情報をメモっていたのだが、「LibreOffice」と連続語句になっていると、「Libre Office」とスペース入れて検索した際に拾ってくれない…。
それくらいがんばれよ、Evernote。

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みーたーぞー

そ、そうだったのか。ファイル形式。
こちらを選ぶようにしよう。

Re: みーたーぞー

待て、早まるな。
さすがにこのエントリー書いてから5年くらい経ってるし、今はExcelに戻ってLibreOffice使ってないし、今現在のバージョンの対応状況がどうなってるかとかよくわかってないんだぜ。

「元ファイルのバックアップを忘れるな!」の部分はガチ。
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