Logicool ワイヤレスマウスM510は、もう買ってはいけない

LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 7ボタン  M510
ロジクール (2010-08-20)
売り上げランキング: 470

誤解のないように最初に明言しておくが、M510というマウス自体はとても素晴らしい製品だ。
いつまでも使い続けていたかったと心から思う。


■Logicool ワイヤレスマウスM510を買ってはいけない理由

以前のM510はすごくいい製品だった。ワイヤレスなのに機敏に反応、精度のいいレーザー式、安っぽく見えないラバー仕様、手のひらにフィットする少し大きめのサイズなど。
そしてなにより、3年間の保証がついていて壊れても安心だったのだ。
だが、新たに買い直そうとは思わない。

その理由は、ひとことで言うと以下に尽きる。
保証交換対応してくれなくなったから

もう少し詳細に言うと、こうなる。
『保証期間内に確実に壊れるのに同じ製品との保証交換はしてくれず、LOGICOOL ワイヤレスマウス m560 ブラック M560BKなどの他製品との交換対応になるから』

なぜ同製品との交換対応してくれなくなったかというと、Logicoolからの生産が終了しているため。
これはロジクールカスタマーリレーションセンターの担当者から直接聞いた話。

価格.com - ロジクール Logicool Wireless Mouse M510 [ダークグレー] 価格推移グラフ
このグラフを2年単位で見るとわかるが、2013年9月頃を境に安定していた価格相場が上昇している。
この頃にLogicoolのM510製造が終了されたのかもしれない。

2014年8月頃に一瞬価格が戻っているが、それでも買う価値はないと言える。
なぜなら、LogicoolのM510は耐久性がいいとは言えないからだ。


■Logicool ワイヤレスマウスM510の耐久性

わかりやすいように使用歴をリストにしてみる。
※PCの使用頻度:平均12時間ほど/日
  • 2011/06 M510購入
  • 2012/06 チャタリング発生で保証依頼
  • 2012/12 サイドボタン接触不良で保証依頼
  • 2014/03 ミドルボタン故障で保証依頼
保証期間内の3年間、おおよそのPC使用時間で言えば13140時間で3度の交換対応。
4380時間で一個壊れるという計算である。←ダメな計算の例

計算の例はさておき、リストに書いた通り、運悪くおかしなロットに当たると半年持たないのだ。
今新品のM510を買うと、半年程度で使えなくなり、違う商品と交換されるということになりかねない。これはちょっと厳しい。
しかも製造元からの供給がなくなったことで、今後の価格は上がっていくだろうと思われる。

ちなみに、Logicoolでは「修理」ということを行っていないようで、簡単な部品交換で済むだろうと予想していた不具合でもすべて交換対応となった。
製品コストが非常に安価なのだろう。

これは決してLogicool製品をけなしているのではない。見えない不具合もすべて解消される「新品と交換」は最強の保証だ。
「ウチの環境ではマウスは数ヶ月で壊れるという認識のもと使用しなければならない」ということ。
上のリストでわかるとおり、PC使用時間が長いために3回交換してひとつも製品保証期間の3年を乗り切れていない。保証期間すら保たないのだから、LogicoolのM510もウチでは「すぐ壊れて当たり前」「せいぜい半年くらいで壊れるだろう」という意識のもと使わなければならない。

こういう認識で使用した場合、価格への意識が変わってくる。
「商品価格」というより、「(保証期間である)3年間の使用権を買う」という考え方になる。有料アンチウイルスソフトみたいなもの。
そうすると、「(保証期間である)3年間の使用権を買」ったのにも関わらず他製品と交換されてしまうので、意味をなさなくなるのだ。

実際に壊れた場合、同じものと交換してもらえるのなら大して問題はない。保証申請して一週間もすれば交換手続きしてもらえる。
だが、今購入して保証申請した場合は仕様の違う他製品になり、使用感が大幅に変わってしまう。なので、コストパフォーマンスを考えると、M510は非常に高価なマウスになってしまったのだ。

以上の理由から、長時間マウスを使う人にとっては、M510はオススメできない。
一日の使用時間が2時間以下の人なら3年使い続けても2190時間以下なので、許せる範囲かもしれない。←ダメな計算の例


■今M510で保証申請すると交換される製品

Logicoolで保証対応してもらえるものは、基本的には同じ製品との交換となる。
だが、該当製品が生産終了となった場合は、「現在Logicoolから製造販売されている同じ価格帯、もしくはそれ以下の価格帯の製品」との交換となる。
製造販売されている製品は以下から確認できる。
パソコンとMac用マウス - ロジクール


LOGICOOL ワイヤレスマウス m560 ブラック M560BK
ロジクール (2013-10-11)
売り上げランキング: 736

最初、LogicoolからはこのM560を提示された。
だが、マウスジェスチャーによる左右ボタン同時押しを活用する人間にとっては、左右ボタンが一体型というのは論外だ。使ってみるまでもなく誤クリックが多発するだろうと想像がつく。そうなるとマウスの使用方法を根本的に変えざるを得なくなる。それはさすがに面倒だ。
どうにかならないかとサポート担当者に相談したところ、以下を提示された。


ロジクール ワイヤレスマウス m545 ブラック M545BK
ロジクール (2014-01-24)
売り上げランキング: 60
次に提示されたのがこのM545。
他によさそうなものもなかったので、仕方なくこれと交換してもらった。
だが、M510のレーザー式によるなめらかなポインター操作を知ってしまった身には、M545に搭載されている赤色LED光学式の甘い感度は我慢できないものだった。これ壊れてるんじゃないの?と思うほど。
とにかくマウスカーソルの感度が甘く、指先がプルプルしてくる。特に、テキスト選択などのドット単位の細かな操作が要求される場合にストレスとなった。

『光学式トラッキング技術から進化した「レーザーグレードトラッキング技術(LGT)」によって、レーザーマウス並みのトラッキング性能を実現したワイヤレスマウス引用元』らしいが、とてもM510の代用品とはならない。なめらかさがまったく違う。

どちらも解像度:1000dpiなので、ウチの環境ではレーザー式のほうが合っていたということだろう。
マウスパッドとの相性の可能性もあるが、今のパームレスト付きパッドが気に入ってるからできれば変えたくないところ。

M510 仕様詳細
M545 仕様詳細

光学式とレーザー式の違いは以下が詳しい。
マウスの光学式、レーザー式、青色LEDの違いは? - Excite Bit コネタ(1/2)

光学式とレーザー式の違いについて、以下は詳しすぎる。
光学マウスとレーザーマウス - forPCActionGamer Wiki*


■Logicoolへの問い合わせ先

ロジクールサポート - ダウンロード、マニュアル、FAQなど
上記ページ右欄から問い合わせできる。
先にアカウントを作っておくと、交換対応の際に届け先などを知らせる手間が省ける。保証期間内に何度も問い合わせすることになるのでお手軽になる。

申請して一週間ほどで手続きしてくれるので、おかしくなったらすぐに問い合わせたほうがいい。


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SoftPerfect RAM Diskのエラーと復旧方法

以前書いた以下の続き。

野良黒 Firefox PortableをRAMdiskに放り込んで高速化させてみた具体的な効果


要約すると、面倒事が起きたので復旧したあと使うのをやめました、ということ。

■Windowsのセーフモード起動でエラー発生

しばらくの間は問題なく使っていた。

あるとき、Windowsをセーフモードで起動したあと通常起動すると、SoftPerfect RAM Diskのsviファイルが壊れていた。
sviファイルというのは、RAM ディスクの内容を保存しているファイル。これが壊れたことでRAM ディスクに置いているファイルにアクセスできなくなった。

今回の場合はFirefox Portableを丸ごと突っ込んでいた。
そのためFirefoxが起動できなくなり、プロファイルも取り出せなくなってしまった。

■sviファイルが壊れたときの対応

前述のとおり、SoftPerfect RAM Diskのsviファイルが壊れたためファイルにアクセスできなくなった。
以下のように対処した。

今回はBunBackupのおかげで助かった。
バックアップは本当に大切。
BunBackup バックアップソフト

  1. SoftPerfect RAM Diskのウィンドウを開く
  2. 問題のあるRAM ディスクをアンマウントして削除
  3. BunBackupのバックアップフォルダから壊れていないsviファイルを引っ張ってくる
  4. SoftPerfect RAM Diskで新規のRAM ディスクを作成し、引っ張ってきたsviファイルを指定する
これにより、バックアップした時点のRAM ディスクの内容を救出できる。

普段からバックアップなんてしないという人は…駄目元で以下を試すとなんとかなるかもしれない。

  1. 『コントロールパネル→システムとセキュリティ→バックアップと復元』を開く
  2. 『ファイルの復元』をクリック
  3. 『ファイルの参照』をクリック
  4. SoftPerfect RAM Diskのインストールフォルダからsviファイルを引っ張ってくる
  5. SoftPerfect RAM Diskで新規のRAM ディスクを作成し、引っ張ってきたsviファイルを指定する


■そもそもRAM ディスクを使うメリットとは?

バックアップしていたおかげでそれほど大変な事態にはならなかったが、面倒なことには変わりない。

考えてみると、ウチの環境でRAM ディスクを使い続けてみて「使っていてよかった」と思ったことはほぼなかった。
RAM ディスクとはどういうものか、ということを知れたことと、SoftPerfect RAM Diskの使い方を覚えたことだけがメリットだった。

そもそもRAM ディスクというものは、32bit OSで使い切れないメモリを搭載している場合に、余ったメモリ容量を有効活用しようという側面が強い。
ウチの環境はWindows7 64bitでメモリが8GB、SSD:128GB搭載。これでは大したメリットは感じなかった。

ファイルをRAMに置くことで超高速アクセスが可能になるというメリットもあるが、特殊な使い方をしない限り、SSDとRAM ディスクの差を感じるほどのことはそうそうないのではと思える。
それより、時々起こる今回のような面倒事に対応するデメリットのほうが大きいと感じた。

これを期にSoftPerfect RAM DiskおよびRAM ディスクは使わないことにした。

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