ゲームのガチャとスポーツと接客業

■ゲームのガチャとスポーツと接客業

●海外ゲームを覆い始めた「ガチャ」の影。課金箱「ルートボックス」が大型タイトルに組み込まれ始める | AUTOMATON

こうした手法は、海外で突然出てきたわけではない。Valveは2010年からFree-to-Play化した『Team Fortress 2』で物資箱およびその鍵を使ったルートボックスを導入し、『Counter-Strike: Global Offensive』でも2013年から同様に箱と鍵を使ったビジネスを展開、成功を収めている。ただし、こうしたルートボックスの導入による失敗例も数知れず。『Pay Day 2』はゲーム内でドロップする「金庫」を課金アイテムである「ドリル」で開封するといった要素を導入し、コミュニティから大きな反発にあった。また一方で『Overwatch』のようにトレジャーボックスを導入しながらもユーザーに受け入れられているタイトルも多くある。どちらかといえば、前述した今年のホリデーに発売された大型タイトルは『Star Wars バトルフロント II』を中心に手厳しい批判を受けている。同じ「ガチャ形式」のルートボックスでありながら、何が違うのだろうか。

ゲーム性に影響を及ぼすか否か

結論からいうと、ルートボックスが導入されており、受け入れられているタイトルのほとんどが「スキンタイプ」を採用している。ガチャ形式で箱からランダムにアイテムを入手するが、入手するアイテムはどれも装飾アイテム。外観を変えるコスチュームであれば、ゲーム性は大きく変化することはない。ユーザーは自分だけのスキンを他人に見せることができ、ゲーム体験は損なわれずにお金が回るシステムだ。


洋ゲーの課金は「スキン」が多い。これらは見た目を装飾するもので、キャラクターの性能そのものは変わらない。だから一緒にプレイしていて課金額によるアンフェアを感じることはない。
一方で課金する側は、人目を引くかっこいい見た目になることでキャラに愛着が湧くし、ちょっとした優越感が味わえる。これは現実でのファッションと似ているかもしれない。

洋ゲ―はe-sports気質の高まりもあってスポーツに近い認識でプレイされている。つまり課金者、非課金者を問わずキャラ性能などの面ではゲーム内でのフェアネスが求められる。このため、課金で実力以上に強くなる要素があると敬遠される傾向にある。

問題なのは、ゲーム性に関わるルートボックスだ。通常のプレイで手に入るアイテムと性能差を持つアイテムがルートボックス限定で排出されるというケース。たとえば『Pay Day 2』の金庫から出たアイテムは武器を強化するという要素を持っていた。『Star Wars バトルフロント II』のスターカードもステータスに性能差をもたらす。こうした経緯があるからこそ、前述のタイトルは「Pay to Win」になりつつあるとEurogamerなどに批判されているわけだ。特に対戦タイトルにおいてこうした性能差が存在してしまうことは、プレイヤーのテクニック以外の要素が原因になるという点で、プレイ体験を大きく損なわせかねない。


日本のソシャゲや日本で運営されているMMORPGはこのタイプが多い。他に韓国や中国でも同じような傾向があるとされている。
ゲーム性の面でも、e-sportsとして取り上げられるものに比べると簡単な操作でプレイできるものも多く、他のプレイヤーと差をつけようと思えば時間か金を人より多くかけることになる。そして多くの場合、金をかけるほうが有利になるように設定されている。

日本製ソシャゲや日本のMMOは、あくまで接客サービスとして行われていると考えるほうがいいのかもしれない。これは接客業とか、遊戯施設、夜の社交場などに近い。
これらはお金を多く支払った者が、それに比例してよりよいサービスを受けられるようになっている。ゲームでいえば、金を多く払うと非課金者より圧倒的にいいパフォーマンスが得られるようになる。

これはスポーツとしての公平さとは程遠いが、「ソシャゲ運営=接客業」として考えるとすんなり腑に落ちる。こうした施設の運営では、いかに客をいい気持ちにさせるかという部分に心血が注がれている。こうした場所では「お客様はみんな神様」なんておためごかしは言われない。金を多く払ったやつが偉い。公平さは二の次とされる。
また、ガチャの仕組みは換金性のないギャンブルなので、それによって射幸性が高まり、より収益が見込める形になっている。

一方で洋ゲ―はスポーツとして公平な運営が求められるから、現実でのスポーツジムやスポーツ施設の運営に近いものになる。
施設の設備は誰が使っても平等な結果が出るように配置し、適切なメンテナンスを行い、不具合の出たものを取り除き、不適切なユーザーは排除する。それぞれの性能差はあるが、必要以上に強弱がつかないようにバランス調整もされる。その対価としてユーザーは使用料を支払う。
これはフェアネスは維持できるものの、一方で収益面では日本製ソシャゲなどにに比べると劣ることになる。純粋にプレイそのものを楽しむプレイヤーにとっては、課金をしてもしなくても同じだからだ。課金しても見た目が変わるだけならば、それは見栄や運営への寄付の意味しかない。プレイヤーへの直接的なメリットがないのだ。

筆者自身はカジュアルな楽しみ方をするタイプだが、日本のソシャゲ方式は受け入れがたい。現実でのガシャポンやくじ引きなどもしないし、宝くじやその他ギャンブルも敬遠している。
しかしながら上記のようなことを考えると、洋ゲースタイルの運営は正直者が馬鹿を見るようなことなのだろうか、と思うこともある。

個人や小規模な趣味のサークルを除けば、ゲームの運営は収益を考えない訳にはいかない。その収益からゲームのメンテナンス、新要素の開発等の維持費、次回作の開発費などが捻出される。となれば利益はいくらでも欲しいわけで、それを向上させる余地があるとすれば喉から手が出るほど欲しいはずだ。
そう考えると、ゲーム運営に必要な収益が上がるようにするためには、プレイヤーとしても「ガチャ」に一定の理解をするべきなのだろうか。
ガチャが販売されるようになっても、それは強制ではなく、欲しいと思うプレイヤーだけが手にするものだ。そういう意味ではスキンと同じと考えるべきだろうか。

今のところ、こうした疑問に素直に頷くことはできない。何かしら引っかかりがあるように思えるが、それが何なのか具体的に言い表すことができない。
筆者はガチャを敬遠し、洋ゲーの課金によるスキン要素のような「好きなものを好きな時に選んで購入できる」スタイルを明朗会計だと好ましく思っていた。その自分の好きな形に傷がつくような気がするのが嫌なんだろうか。


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WPA2に脆弱性|WoW:Gnomereganでやらかした| 他

■WPA2に脆弱性

●「安全」だったはずのWi-Fiに脆弱性──無数の対応機器を守るために、いまできること|WIRED.jp

アップルとマイクロソフトは、「four-way handshake」の3段階目のパケットの再送信を防止する機能をWPA2に実装した。これにより、iOSとWindowsの最新ヴァージョンに関しては脆弱性が存在しないか、特殊環境でしか問題が起きない。しかし、そのほかの無数の端末は解決を迫られるだろう。パッチを当てる際の流れはWPA2に標準で実装されているが、メーカーによってパッチの配布方法やインストール方法が異なる。これが新たな脆弱性を生むかもしれない。


消費者にとって、Wi-Fiパスワードの変更や新しいルーターへの交換などの行動は、KRACKの攻撃から身を守ることにはならない。ほかの事例にも当てはまるように、消費者はメーカーや開発者に生殺与奪権を握られており、パッチを待ちそれを簡単に適用できるのを待つしかできない。

いまのところはWPA2を使用し続けるべきである。KRACK攻撃を仕掛ける者がいる可能性が低いと考えれば、WPA2の保護下に入る価値はまだ高い。身を守る方法としては、できるだけ多くのデヴァイスにパッチが出たらすぐにインストールし、HTTPS暗号化サイトでしか重要な情報を扱わないことである。大規模ネットワークを運用している場合は、複数層のセキュリティが施されているため、ひとつの規格の欠陥に全体のセキュリティが左右されることはない。


Windowsはとりあえず大丈夫。iPhoneも最新版にしておけば安心。で、Androidは…?
パッチ待ちかー。


●JVNVU#92489697: Adobe Flash Player に型の混同 (Type Confusion) の脆弱性

サクッとアップデートしとこう。

●Adobe Flash Player ダウンロード


●キンコン西野氏、自著を図書館5500館に寄贈 「本が売れないのは図書館のせいではない」証明するため - ITmedia NEWS

自腹で社会実験を繰り返す西野氏。世の中を使って遊んでいる感覚なんだろう。
本をプロダクトの一形態でしかないと考える西野氏と、文化面でも経営面でもずっぷりと本に依存している出版社の文芸春秋松井清人社長とでは認識に大きな隔たりがあるのだろうな。


レビュー見てみたら、2017/10/4に出たばっかなのに2017/10/16の時点でもう325件のカスタマーレビューが付いている。
これだけ注目が集まれば西野氏にとっては成功なんだろう。


●インディーズゲームが埋もれないためには何が必要か? 最新の市場動向をもとに分析 - GamesIndustry.biz Japan Edition

タイトルの内容の他に、世界各国のゲームユーザーの同行や所持プラットフォームの簡単な調査が入っていて興味深い。


■カラパイアあれこれ

●体毛だってアイデンティティ。だが受け入れられず炎上してしまったアディダスのキャンペーン広告 : カラパイア

 スウェーデン出身のアルヴィダさんはモデルや写真家、アーティストとして活躍する一方、「ノーシェイブ運動」の活動家としても知られている人物。


「ノーシェイブ運動」って言葉があるんだ。知らなかったな。


●昔映画で見たやつや!ソ連時代の制御室のコントロールパネルコレクション : カラパイア

ほんとだ、B級SFで見たやつや!


●アリは有能な外科医。アリを使って傷口を縫い合わせる施術 : カラパイア

 傷の両側にアリのハサミがまたがるように置き、肉が開いている個所にしっかりと噛みつかせる。兵隊アリは一度かみつくと離さないので、アリの身体をねじり取ってしまえば、肉はそのまま縫い合わされた状態になり、傷がふさがるというわけだ。


へぇ、そういうことができるのかー。


●オートクローム技法によるカラー写真でみる100年前のフランスの人物と景色 : カラパイア

淡い色彩が夢で見た風景のよう。


●付箋にエドワード・ゴーリーのシュールでかわいい世界観を描いてみた。 : カラパイア

チープで素朴なかわいさ。


■WoW:Gnomereganでやらかした

Instance dungeonのGnomereganで大失態を演じてしまった。

GnomereganにMonk healerとして参加した。ここに来るのは初めて。
他のダンジョンと同じように進んでいくと、なんとメンバーが高いところから次々と飛び降りていく。落ちたら大ダメージ間違いなしの高さだ。

「!?」と思ったが、メンバーみんな無事にHPも減らさず落ちているので、そういうところなのだろうと真似して飛び降りる。
すると、自分だけ瀕死の大ダメージ。落ちたところにちょうど敵Mobがいて死亡。

ますます意味がわからず混乱する。
何とかメンバーと合流して進むが、またもや同じ場面で自分だけ大ダメージ。

どうすればいいのかさっぱりわからない。
Noob healerを無視して進むメンバー達。筆者ひとりが右往左往しているうちにダンジョンクリアとなった。


●Warcraft - Gnomeregan (Level 24-34 Dungeon Run) - YouTube

動画観てやっと理解した。ダンジョン内でもらえるアイテムのパラシュート(Parachute)を使えばいいのね。


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Firefoxのクラッシュによるタブ消失と復帰|WoW:Priestおもしろい| 他

■Firefoxのクラッシュによるタブ消失と復帰

Firefoxが原因不明の不具合によりプロファイルデータと開いていたタブを消失。
きっかけかどうかはわからないが、Windows UpdateとAdobe Flash Playerのアップデートをインストール。そして再起動したら、Firefoxの設定が初期化されたような状態になっていた。プロファイルフォルダやインストールしたアドオンは残っているものの、アドオンやFirefoxの設定が初期化されていた。

まず、プロファイルのデータは『BunBackup』を使って毎日バックアップを取っているので、前回のものから上書きコピペした。
これでアドオンやFirefoxの設定は復帰。

●Nagatsuki - BunBackupやBunCalcなどのフリーソフトを公開しています


消失したタブは以下のページを参考にして復帰させた。

●クラッシュして消失したFirefoxのタブをセッションデータから復元する方法 | iPod LOVE

Firefoxのタブデータは、/Volumes/HDD名/Users/ユーザー名/Library/Application Support/Firefox/Profiles/xxxxxxxx.default/sessionstore-backups に保存されている「previous.js」または「recovery.js」「recovery.bak」になります。このデータさえ残っていれば復元可能です。


これらのファイルはテキストエディタで開くことが出来る。
ウェブページのタイトルやURLなどが読み取れるはずなので、それで目的のものかどうか確認できる。

作業としては、バックアップしていたprevious.js か recovery.js を「sessionstore.js」にリネームして上書きするだけです。


  1. まずFirefoxを終了させる(←重要)。
  2. プロファイルフォルダ以下に「sessionstore.js」が生成されているか確認する(↑でリネームしたファイルとは別物)。
  3. このファイルを、先程リネームした「sessionstore.js」を使って上書きする。
  4. Firefoxを起動しタブが復元できたか確認する。

無事復帰できたので良かった。


■カラパイアあれこれ

●クモが顔を這うとかやばくない?愛があるから大丈夫?大型のジョロウグモが女性の体をお散歩する風景(※クモ出演中) : カラパイア

でかい。


●クモってなんかすごい!世界奇妙な10のクモ : カラパイア

いろんな蜘蛛がいるなー。


●公式無料化『Deceit』人狼系ホラーFPS。6人協力&騙し合いゲーム [STEAM]: JJ PCゲームラボ

人狼とFPSの融合かー。おもしろい組み合わせ。


■WoW:Priestおもしろい

Priest楽しいなあ。ソロでの狩り効率も十分あるし、持ち前のShieldと回復で安全面もばっちり。おまけにInstance dungeonでも重宝されるからすぐ参加できるのが嬉しい。
ダンジョンもすごく楽。Tankにフォーカス合わせてShieldと回復してあげてればお仕事ができる。Tankがhate稼ぐ前に突っ込むDPSさんは放っといても大丈夫。戦闘が終わった時に復活させてあげれば問題ないみたい。

Instance dungeonといえば、参加し始めてしばらくはどうやってダンジョンを抜ければいいかわからなかったんだよな。だからクリア後は毎回Hearthstone使ってて、「いちいち街まで戻らなきゃいけないなんて面倒な仕様だなあ」なんて思ってた。
左上の自分のアイコン右クリでいいんですね。最近知りました。


WoWに限らず洋ゲ―全般に言えるのだけど、ブログに書く時にどこまでアルファベット表記にするべきか迷う。
ゲームタイトルは正式名称で書くべきかなと思ってアルファベットにしている。じゃあゲーム内の単語はどうだろう。

職業、用語、スキル名、アイテム名。いずれも正式名称はアルファベット表記なのだけど、それを心掛けると英語ばっかりになってしまう。そうすると英語ばかりで読みづらくなるかもしれない。
しかし考えてみると、正式表記でなければ検索の際にきちんとヒットしなくなるので、過去ログの備忘録としての役割が薄れるんじゃないか。この意味でも表記のばらつきは避けたい。
日本ローカライズされたものは日本語、そうでないものは英語とするべきだろうか。そしたらWoWは英語表記をメインにするべきだよなあ。今回からしばらく試してみようかな。


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兼業農家ツベル

Author:兼業農家ツベル
PC(パソコン)ときどきゲーム。ニュースも少々。

平成28年熊本地震に被災しました。今は元気です。

最近自分がアスペルガー症候群(AS)の特性が強いことがわかりました。

更新通知用:@tbrcln

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